代表鈴木です。
最近、『外壁にビスを打たずに、サンルームやガーデンルーム を付けたいのですが』
と、このようにおっしゃる方が多くなりました。
私はいつも、
「形だけならできるかもしれませんが、雨漏りだらけになると思いますし、台風や強風でルーム自体が揺れて、外壁とゴツゴツ当たるかもしれません。」
と、このようにお伝えします。
最近は住宅メーカーが、外壁保証を付けている関係で、外壁にアルミの屋根やアルミのサンルームなどを付けにくくなっています。
エクステリアの会社に、お見積もり依頼になる場合は、ご自分の家を建築したハウスメーカーや工務店に、
事前に
「外壁にビスを打ち込んでも大丈夫ですか?」
と相談して、
OKをもらってからプランの依頼をする事を強くオススメします。
ちなみに。
「外壁にビスを打ち込んでも大丈夫ですか?」と、質問して、
「大丈夫! ビスはバンバン打っても大丈夫です…。」なんて言う会社はないと思いますが…。
ほとんどの会社は、「大丈夫とは言えません」と言います。
当然ですね。その建築会社とは関係ない会社で、ルームの施工をするのですから…。
そして、サンルーム.ガーデンルーム製品を作っている会社のカタログで(リクシルや三協アルミ等)独立工法って書いてあっても、
それは、ビスを住宅外壁に打たないで、施工できる訳ではありません。
サンルームなどが独立して、(4本柱で)建っているだけで、雨漏りを抑える為には、住宅外壁にビス打ちは必須です。
鉄骨の芯材をアルミの柱の中に入れて、補強した高強度な柱を使って独立させて施工しても、やはり住宅と接する面にコーキング(防水)だけでは、台風などでコーキングがきれて雨漏りします。
中には「独立工法で施工して、ビスは住宅に打たずに雨漏りもしないようにしてほしい」
といった、理不尽な事を言う方もいますが、私たち職人も完全体の生物ではありませんので、そりゃ無理ですワ!
住宅の外壁に何かを取り付ける。それはある程度リスクのある事を承知の上で、プラン依頼をされた方が良いですね。
結論。
事実上、外壁にビスを打たずに、サンルームやガーデンルーム を付ける方法はありません。
以下、代表鈴木のひとりごとです…。(笑)
でもさ〜よお〜く住宅外壁を見て見ると、雨樋を止めるのは、ビスで打っているよねえ〜。インターホン の子機も、電気メーターも打ってるよねえ。
エアコンの冷媒配管を通す穴なんて、50mm以上はあるだろう、デッカい穴を開けてるよねえ〜。なんで直径5mm程度のビスを打っちゃいけないのかなあ?防水処理はキチンとするのになあ。
そうそう、それとハウスメーカーの下請け会社でサンルームを施工する場合は、あっさりとOKなのも不思議だな〜…。
いや、コレはただの独り言です。気にしないでくださいね。ハハハ♪
ではでは!