介護の為に駐車場拡張しました。 掛川市 菊川市 袋井市で
2/26(土) 掛川で介護の為の駐車場拡張工事 追記しました。 本文下の方をご覧ください。
今日からは、掛川市で本格的に介護リノベーションを行なったお宅を紹介させて頂きますね♪
介護リフォームとはよく聞きますが、コチラのお宅はかなり本格的な模様替えとなりました。
それまでは、車椅子のお父様が、15段ほどの階段をヘルパーさんに助けてもらいながら、登り降りされていました。
この立面図で言うと、中央の駐車場内から階段で登れるようになっています。(階段の絵は省略してありますが)
お父様がお若い頃は、元気で平気でしたが、車椅子では登る事ができません。
そこで、今回は、立面図右側のように、コンクリートの壁を切って、庭をガツンと掘り込んで、スロープをつけて、
車椅子でも登り降りが楽々できるように、本格的にリノベです。
施工前は、このように、コンクリート壁が高さ1700mm以上。厚みも200mm。
建設業の方なら、住宅地の中でこれを切るのは、凄く大変な事だな…。っと言うと思いますが(汗)
想定通り…いえ、想定以上に、色々な意味で大変な工事となりました。
何より、コンクリ壁の後ろにアンテナのポールが立っていました。
テレビのアンテナからの線。
アナログ電話線。
光回線。
電線。
水道管。
雨水管。
汚水管。
庭の照明の為の電線。
ここは、あらゆる設備の集合体でした。
事前に新築時の施工会社さんへ連絡しても、既に情報はなく、担当者さんも退職された後。
職人さんも引退されているとの事でした。
目隠しに近い状態で、施工を進める事になって、本当に難易度の高い工事でした。
今日からは、掛川市で本格的に介護リノベーションを行なったお宅を紹介させて頂きますね♪
介護リフォームとはよく聞きますが、コチラのお宅はかなり本格的な模様替えとなりました。
それまでは、車椅子のお父様が、15段ほどの階段をヘルパーさんに助けてもらいながら、登り降りされていました。
この立面図で言うと、中央の駐車場内から階段で登れるようになっています。(階段の絵は省略してありますが)
お父様がお若い頃は、元気で平気でしたが、車椅子では登る事ができません。
そこで、今回は、立面図右側のように、コンクリートの壁を切って、庭をガツンと掘り込んで、スロープをつけて、
車椅子でも登り降りが楽々できるように、本格的にリノベです。
施工前は、このように、コンクリート壁が高さ1700mm以上。厚みも200mm。
建設業の方なら、住宅地の中でこれを切るのは、凄く大変な事だな…。っと言うと思いますが(汗)
想定通り…いえ、想定以上に、色々な意味で大変な工事となりました。
何より、コンクリ壁の後ろにアンテナのポールが立っていました。
テレビのアンテナからの線。
アナログ電話線。
光回線。
電線。
水道管。
雨水管。
汚水管。
庭の照明の為の電線。
ここは、あらゆる設備の集合体でした。
事前に新築時の施工会社さんへ連絡しても、既に情報はなく、担当者さんも退職された後。
職人さんも引退されているとの事でした。
目隠しに近い状態で、施工を進める事になって、本当に難易度の高い工事でした。
それでは、具体的にお庭の解体中を見て参りましょう。
まずは、かなり大きくなっていた庭木をスズランのスタッフが抜根しました。
これだけでも、雰囲気が大きく変わってきましたよ。
本来なら、庭木は残したいのですが…。
実はここに安全に重機を入れるのに、かなり苦労しました。
なんとかなりました(汗)
いよいよ、問題の配管群が出てきました。
汚水
雨水
給水
電気
アンテナ
アナログ電話
ヒカリ回線
など。
予想していた通り、今まで入っていた古い管は、アンテナポールから、住宅まで
最短距離で埋設されていました。
今回は計画では、その最短距離では駐車場の施工箇所とぶつかり、作業ができません。
そこで、途中に中継ポイントのボックスを作り、住宅からそこまでを古い管で。
中継ボックスからアンテナポールまでを、新しい管を使って施工しました。
コレも、なかなかの難工事です。
電気屋さんが大活躍してくださいました。
更に、分厚いコンクリート壁を削岩します。
厚みは200mm 高さは1.7m
とっても大変な作業です。
次に、給水管 雨水管 汚水管などの管移設工事です。
コレも、管の勾配(傾斜)がギリギリで、工夫して工夫して、なんとかうまく行きました。
1番最初から、大きな問題だったのは、このアンテナポールです。
本来なら、最初に別の場所にもう一つアンテナを立てれば済む事ですが…。
それをやると、数日間、アナログ電話や光回線のどちらかが使えなくなる可能性も。
そして、何より、費用が30万円ほどアップしてしまう。
そこで、このアンテナを移設しないで、中継ボックスを作って対処しました。
しかし、このアンテナポールのすぐ横を、深く掘削しなくてはいけません。
考えた末、写真ではわかりにくいのですが、このポールのすぐ横にあった庭木を
根本から抜根せずに、1.5m程の高さで残して、その木とポールをジョイントして、倒れないようにしました。
これは、なかなかのグッドアイデアでした。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
前回からの追加で工事中と完成写真を紹介しますね。
まずは、カーポート部分の工事中
カーポートと言っても、コチラの写真は駐車場から、住宅まで続くスロープを車椅子で移動する時に、雨に濡れないように付けた巨大な屋根です。
施工箇所の下は、なんと階段。普段お施主さまが登り降りしているメインの入り口です。
困った事に、脚立では施工できません。
そこで設計時から、ここには足場を組もうと決めていました。(安全第一ですからね)
カーポートの施工で足場を組んだのはスズラン史上初の事です!(笑)
幸い、スズランは建築部があるので、外壁塗装や住宅リフォームでいつも足場屋さんにお願いしている関係で、すんなりと組む事ができました。
何度かに分けて、スロープ部分をコンクリ打ちしました。
ポンプ車も、生コン車も、なんとかかんとか…。
完成後の同じ場所を見てみましょう♪
左の写真に見えるこの階段で、今まで車椅子のお父様はヘルパーさんに助けられて、登っていたのです。
今は、大きく長いスロープを車椅子のまま登ってこれます♬
実は、何よりご家族もお父様も、ヘルパーさんへの負担と減らす事が、この工事の1番の目的でした。
雨の日に、傘もさせずにお父様を支えながら、階段を登って来る事を考えると、なんとかできないものか?っと。
さて、コチラが完成後、道路から見た状態です。
大きなコンクリートの壁を、思いっきりキリトリ!
庭をガバッとキリヒラキ!
駐車場をドーンっとツクリました。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが…パノラマ撮影してみました。
直角にスロープで登っていく感じになりますね。
車椅子でスロープを登りやすくなりました。
もちろん、車椅子での自走は厳しいのですが、介助者がいればとっても楽々登ることができます。
厚さ20Cm 高さ1.7mのコンクリート壁を削岩して、中の庭もガツンと掘り込み。
庭木や配管.配線を次々と処置して。
設計通りに仕上がりました。
コレは、スズラン史上5本の指に入る難工事でしたが、とっても上手く収まりました。
カーポートというより、この場合は介護用のスロープのルーフと言うべきですね。
リクシルのフーゴ F 1台分を 3つ組み合わせて施工しました。
この高さ合わせがまた絶妙です。
実は、このカーポートの高さ合わせ.外壁との距離。直角に合わさる屋根通しを、ギリギリまで近づける。
地中の汚水管やベース基礎などなど…などなど。
とて〜も難しい工事でした。
出来上がると、そうは見えませんが(笑)
ここからは、ガーデン部の完成写真を紹介して参りますね。
ガーデン側から見たスロープ屋根です。
そして、ガーデンとスロープ部を分ける目隠しフェンス。
このフェンスがある事で、公道から庭が丸見えにならないようになります。
サンルームと物置の間のメインの庭には、人工芝です。
長い間、草との格闘をしてきましたが、これで草取りをしなくて済みます。
そして、とっても綺麗!
本来なら天然芝を貼るのが良いんですけどね。
でも、芝の面積が広いと草取りはとっても大変(汗)
人工芝の中に設備のマス(雨水マスや汚水マス)や靴脱ぎ石が見えますが、このような物が入ると、人工芝貼りはとっても難しくなります。
でも、すっごく綺麗に収まっていますね。
これで、コチラの掛川市A様邸のエクステリア.ガーデン工事の紹介を終わります。
かなり長〜い記事になりました(笑)
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
これで、A様のお父様もお母様も安心してデイケアやお出かけに行けますね♬
それでは、今日も1日笑心で♬
ごきげんよう。